京都でリフォーム詐欺にお悩みの方は古家改修ネットワークへ。適正な改修方法と改修価格をお伝えします。相談員からの一言をご紹介します。
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相談員から一言
樋上孝一相談員 氏名 樋上 孝一

会社名 (有)樋上板金工業所
担当 板金・樋
 息子2人が跡をついで頑張ってくれてますが、まだまだ修行が足りません。キッチリした仕事ができるように育てていきたいと思っています。でも、親子だとどうしても甘えがでてしまいます。一度修行に出したいと思っています。

 この2〜3年、金属の値段がすごく上がりました。銅・GL鋼板・鉄・アルミ・ステンレス・・・、どれも大変値上がりしています。ちょっと前までは、屋根をスレートで葺くより、GL鋼板で葺くほうがずっと安かったのですが、今では、アンマリ変らなくなりました。
 特に銅・ステンレスは数倍に跳ね上がっています。最近、公共施設の金属製品が盗まれる事件が相次いでますので、一般の方にも理解が得やすくなったかなぁと、思っています。

●最近凝っていることは『獅子舞』ことです。

 簡単に見えて、ナカナカ難しいんですよ。コレが。
 獅子の表情をゆたかに見せられるかどうかが、腕の見せ所です。
 人前で披露するには、まだまだ修行しないといけません。

●古家にお住まいの方に一言!

 昔は、谷樋とか、軒先とかに、よく銅板が葺いてありました。
 でも、酸性雨の影響か、銅板の傷みがめっきり早くなり、あっという間に緑青がでるようになりました。緑青も、味があって僕は好きなんですが、アンマリひどくなると、銅板に穴が空いてしまい、お住まいが傷むことにもなりかねません。そういうときは、早めに近くの板金屋さんに言ってくださいね。
(ちなみに、今では「銅に見えるステンレス製品」が主流です)

 昔の樋というと、結構アンコウに凝った建物もよく見かけます。
 アンコウというのは、横樋と縦樋が交差するところについている集水器のことです。ここに魚の絵が掘ってあったり、家紋がついてたりします。できれば、大切に残していきたいですね。

●最近の業界動向

 ビニール製の樋をつけかえるとき、以前は、古い樋を無料で持ってかえったりしてましたが、今では、ビニール製品の廃棄代が高額になり、費用を頂戴するようになりました。

 物を、買っても捨ててもお金がかかる・・・
 大変な時代になりましたね。

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